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山本譲二さんの耳の病気、補聴器

山本譲二さんは2007年ごろから右耳が難聴気味になり始め、2009年5月に症状が急激に悪化します。

精密検査を行ったところ、「顔面神経良性腫瘍」と診断されました。

右耳の中耳の神経にかぶさるように腫瘍が広がり、耳が聞こえにくくなっていたのです。

幸いにも良性で、当初は腫瘍を取り除く手術を検討しましたが、手術は同時に顔面神経を切断するため、顔面に麻痺が出るという問題がありました。

そのため、歌手という職業柄、手術は断念せざるを得ませんでした。

そして、右耳に補聴器を装着することで対応し、歌手活動を継続。

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しかし、その後、左耳も聞こえづらい状態になってしまいます。

右耳が聞こえない分、左耳に負担がかかり、耳鳴りがしたり、小さい音が聞き取りにくいなどの症状が出てきており、日常生活でのストレスも大きいことを明かしています。

歌手にとって耳が聞こえないというのは死活問題です。

また、手術しなかったとしても、いつでも顔面に麻痺が出る可能性を抱え、さらに妻・悦子さんの乳がんの闘病を支えなければなりません。

大変な状況ですが、山本譲二さんはあくまで前向きに歌手活動を継続しています。

命に関わる病状ではないかもしれませんが、相当な苦痛であり、ストレスだと思います。

身体よりも歌を取るというのは、歌手の鑑とも言える決断ですが、あまり無理をせずに、その素晴らしい歌声を私たちに届け続けてほしいものですね。

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