小野寺昭さんと言えば『太陽にほえろ!』の殿下ですが、その由来は?また、今現在は?
息子や孫、嫁、経歴などwikiプロフィールとともに調べてみました。
小野寺昭さんのプロフィール
名前:小野寺昭(おのでら あきら)
出身地:北海道帯広市
生年月日:1943年9月19日
年齢:73歳(執筆時)
身長:173cm
血液型:O型
学歴:北海道帯広三条高等学校卒業
所属事務所:フロム・ファーストプロダクション
小野寺昭さんは1943年北海道生まれ。
父親は地方公務員でしたが、アマチュア劇団を主宰しており、その影響で俳優を志すようになります。
高校卒業後に上京し、俳優座養成所入所を目指しますが、2年連続で受験に失敗します。
その後、劇団やまいもに参加し、NHKの人形劇『チロリン村とくるみの木』の人形操作を最終回まで担当します。
人形操作の仕事では、俳優志望なのに顔を出せないのが悔しかったそうですが、この仕事を通じて、撮影における「カット割り」というものがよく理解できるようになったといいます。
おかげで俳優としてデビューした後も、NGを出すことがとても少なかったのだそうです。
そんな長い下積みを経て、1969年の『パンとあこがれ』でテレビ初出演を果たします。
1972年開始の刑事ドラマ『太陽にほえろ!』に島公之刑事役として初回から8年間レギュラー出演し、人気を博します。
ドラマ内の設定で、島公之刑事は甘いマスクの貴公子然とした風貌から「殿下」と呼ばれ、これがそのまま小野寺昭さんの通称になりました。
女性に優しくよくモテる優男で、他の刑事たちが苦手とする夜の女性相手の聞き込みなどはもっぱら「殿下」が引き受けるというキャラクター設定でした。
その一方で、「殿下」は恋愛運が悪く、いつも不幸な結末をたどるというキャラクターでもあり、婚約者を車で迎えに行く途中、センターラインをオーバーしてきた対向車を避けようとして崖から転落死するという最期を迎えています。
以後も多数のドラマ、映画に出演。特に2時間ドラマでは明智小五郎、金田一耕助、十津川警部、狩矢警部などの名探偵役に起用されるなど、主役の常連でした。
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