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鳴戸親方(琴欧洲)の鳴戸部屋創設

琴欧洲さんは2017年4月1日より「鳴戸親方」を襲名していますが、2013年に先代の鳴戸親方が亡くなった後、鳴門部屋は断絶していました。

琴欧洲さんは2014年3月に引退しますが、当時年寄名跡を持っていませんでした。

年寄名跡というのは、引退後も相撲協会に残り、運営に関わるために必要な一種の資格ですが、これを得る条件としては、大前提として「日本国籍」があり、さらに

・最高位が小結以上
・幕内在位通算20場所以上
・十両以上(関取)在位を通算30場所以上

のいずれかを満たさなければなりません。

ただ、この条件を満たせば自動的に年寄名跡が得られるというものではありません。

基本的に年寄名跡というのは、勝手に創設できず、また既存の年寄名跡を引き継ぐ場合も理事会の承認などが必要で、そう簡単に襲名できるものではないそうです。

琴欧洲さんは現役時に帰化しており、引退時点では条件を満たしていましたが、年寄名跡は持っていませんでした。

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しかし、「大関3年」(大関経験者は3年間相撲協会に残留できる)という特別な規定を行使することで、引退後も相撲協会に残ることができ、琴欧洲親方として佐渡ヶ嶽部屋付きの親方として後進の育成に当たることになりました。

そして、その間、2015年2月に年寄名跡・鳴門を襲名することが理事会で承認されます。

鳴戸部屋を開く資格を得た琴欧洲さんは、2017年4月1日、ついに内弟子2人を連れて佐渡ヶ嶽部屋から独立し、鳴戸部屋の師匠となりました。

先代の佐渡ヶ嶽親方から「大関になったら独立してもいいぞ」と言われていたそうです。

現役時代からそういう良好な人間関係を築いてきたことも、円満な独立が叶った、大きな理由であったことは言うまでもありません。

鳴戸親方(琴欧洲)の弟子

現在、琴欧洲さんには3人の弟子がいます。佐渡ヶ嶽部屋時代の内弟子だった

欧翔山(序二段)平成12年生まれ
本間(序ノ口)平成13年生まれ

の2人に加え、ブルガリアのレスリング王者だったベンチスラフ・カツァロフ(ベンツィ)さんが、2017年5月の夏場所で新弟子検査を受け、3人目の弟子となりました。

まだまだこれからですが、3人ともまだ非常に若く、将来がとても楽しみです。

以上、琴欧洲さんについてでした!