石川真生さんの離婚
石川真生さんは離婚していますが、それにはこんな事情があったようです。
石川真生さんは、1982年に写真集『熱き日々in キャンプハンセン!!』を共著で出版した後、テレビ局の取材を受けたことがありました。
そのとき石川真生さんは、取材班にいろんな場面を自由に撮らせていましたが、その中には、写真集の後半に掲載されていた、石川真生さんと彼氏とのベッドシーンの写真も含まれていました。
さらに、石川真生さんは、自分のことについて、夫が自衛官だとか、2歳の子供がいるとか、正直にいろいろ話してしまったそうです。
そのインタビュー映像が全国に放映された結果、旦那さんの自衛隊の職場の人たちに知られてしまい、旦那さんは激怒します。
石川真生さんは自宅に帰ることができず、逃げ回ることになるなど、周囲を巻き込んだ大騒動となります。
しかし、石川真生さんは写真を辞めるつもりはなく、旦那さんは「自衛隊を取るか、妻を取るか」の選択を余儀なくされ、結局自衛隊を辞めてしまいました。
しかもその後、旦那さんは故郷に戻ってしまい、子供は石川真生さんが引き取って離婚することになりました。
石川真生さんは、周りの多くの人に迷惑をかけ、とりわけ旦那さんの人生を狂わせてまで写真を選んだのでした。
そして、石川真生さんは、これに対し、自分が生涯写真を撮り続け、発表し続けていくことが自分なりの責任の取り方だと考えているようです。
石川真生さんの現在
石川真生さんは現在、16世紀から現在に至る沖縄の歴史を創作写真で表現する「大琉球写真絵巻」に取り組んでいます。
地元の人たちが歴史上の人物を演じ、時代を象徴する場面を作り上げていくという壮大なプロジェクトで、2016年までに67場面、全長90mもの大作となったそうです。
まだまだ続く絵巻ですが、2017年2月、石川真生さんの肋骨にステージ4のがんが見つかります。
しかし、石川真生さんは来年も、再来年も撮り続け、沖縄の歴史を現在、そして未来へと語り継いでいくつもりです。
それが過去に傷つけてしまった人たちに対する石川真生さんの「責任のとり方」なのでしょうね。
「過去への責任」であると同時に「未来への使命」でもあるのだと思います。
ステージ4(末期)のがんを抱えながらの活動ということで、応援する適切な言葉が見つかりません。
私たちには、石川真生さんが走り続けるのを、ただ見守ることしかできないのかもしれません。
ただ、来年も、再来年も、その次の年も活動が続き、「絵巻」の完成が実現することを願ってやみません。





